[2020年最新]高校留学で利用できる返済不要の奨学金リスト|費用を理由に留学を諦めない!
高校留学を実現するには、かなりの費用がかかります。費用を理由に高校留学を諦めてしまう人も少なくありません。そんな時、高校留学の大きな助けになってくれるのが「奨学金制度」です。
ここでは高校生の海外留学で利用できる
返済不要(給付型)の奨学金制度を紹介します。ぜひ活用してくださいね!
*高校生の海外留学を支援する国家的奨学金制度「トビタテ!留学JAPAN」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
◆高校生の海外留学を支援されている奨学金実施団体の皆さまへ
この記事に掲載されていない奨学金制度の情報がございましたら、お手数ですがこちらよりご連絡いただけると幸いです。
目次
高校留学で使える奨学金はさまざま|自分の留学に合った奨学金を探そう!
奨学金制度は、民間団体や地方自治体などさまざまな団体が行なっていて、応募資格や支給金額、選考方法などその内容もさまざまです。
以下のステップを参考に、自分の留学に合う奨学金制度を探してみましょう。
step1 「奨学金リスト」にある利用条件(対象者、応募資格など)をチェックし、自分の留学に合う奨学金制度をピックアップ。
step2 各奨学金実施団体のウェブサイトで募集人数や応募期間など詳細をチェック。必要に応じて問い合わせ。
step3 該当する奨学金がない場合は、在籍している高校に問い合わせる、自分が住んでいる地域・または高校がある地域の自治体のホームページなどで調べる。
高校留学で利用できる奨学金リスト
高校留学で利用できる奨学金制度は、大きく分けて以下の3タイプになります。
❶地方自治体による奨学金
▷支給対象者はその地域に住んでいる・またはその地域にある高校に在籍している人。
❷民間団体・財団による奨学金
▷支給対象者はさまざま。居住地限定のものや、音楽・芸術など分野に特化した奨学金もあります。
❸留学団体・留学エージェントによる奨学金
▷支給対象者はその留学機関で実施する留学プログラムに参加する人。
自分の留学で利用できる奨学金制度がないか、さっそく探してみましょう!
❶地方自治体による高校留学奨学金[返済不要]
一部の地方自治体(都道府県・市区町村)では、その地域に居住している・またはその地域の学校に在籍している生徒を対象に、高校生の海外留学を応援する奨学金制度を実施しています。
ここでは現時点(2020年1月)で確認できた奨学金制度をリストアップしていますが、ほかにも実施している自治体があるかもしれません。お住まいの自治体のホームページなどで最新情報をチェックしてみてくださいね!
[北海道・東北地方]
該当なし
→お住まいの自治体(都道府県・市区町村)のホームページを確認してみてください。
[関東地方]
◆瑞穂町海外留学奨学資金等支給制度
対象者 | ❶東京都西多摩郡瑞穂町の住民基本台帳に記録され、町内に引き続き2年以上居住していること ❷本人及びその家族が、町税及び国民健康保険税を完納していること ❸高等学校に在籍していること |
応募資格 | ❶留学先国の母国語もしくは使用言語で意思の伝達ができ、成績優秀、品行方正及び留学に絶えうる健康状態であること ❷留学にあたり、他から同種の奨学資金等を受けないこと ❸留学先の学校から入学許可書または受け入れる旨の証明書を有している、もしくは取得できる見込みのあること ❹留学先の学校に1学年以上留学すること・・・など |
必要言語能力 | 留学先国で意思伝達ができる英語力 |
対象留学国 | 限定なし |
支給金額 | ❶奨学資金:留学先学校の授業料はまたはこれに準ずると認められる費用 ❷渡航費用:留学先国への渡航に要する往復航空運賃 ※❶+❷の限度額は 150 万円 |
選考方法 | 書類審査 |
実施団体 | 東京都多摩郡 瑞穂町町役場 |
ウェブサイト | 瑞穂町海外留学奨学資金等支給制度 |
◆横浜市世界を目指す若者応援事業
対象者 | 神奈川県横浜市内の高校等に在籍している生徒や、市内に在住し市外の高校等に在籍している生徒 |
応募資格 | ❶留学期間がおおむね1年である ❷海外留学に支障のない健康状態である ❸国際理解、国際交流に関心を持ち、海外の国や地域との相互理解と友好親善に寄与しようとする意欲がある ❹学業成績が一定の条件を満たす ❺在籍する高校等の校長の推薦を受けている |
必要言語能力 | ー |
対象留学国 | 限定なし |
支給金額 | 1人につき40万円 |
選考方法 | 1次:書類審査 2次:面接 |
実施団体 | 横浜市役所 |
ウェブサイト | 横浜市世界を目指す若者応援事業 |
◆「埼玉発世界行き」奨学金 高校生留学コース
対象者 | ❶日本国籍を有する者又は日本での永住を許可されている者 ❷以下のいずれかに該当する者 ・埼玉県内の高等学校に在籍する者 ・埼玉県外の高等学校に在籍し1年以上継続して埼玉県に住所を有する者 |
応募資格 | ❶在籍校の校長から留学許可書を交付されている者(予定を含む) ❷指定期中に海外の高校へ3か月以上の留学を開始する者 |
必要言語能力 | ー |
対象留学国 | 限定なし |
支給金額 | 1人につき50万円 |
選考方法 | 書類審査(作文、自己PR、学習計画など) |
実施団体 | 埼玉県国際交流協会 |
ウェブサイト | 「埼玉発世界行き」奨学金 |
◆埼玉県・クイーンズランド州スカラシップ〈高校生短期留学〉
埼玉県と姉妹提携を結ぶオーストラリア・クイーンズランド州のイェップーン高校に通学し、語学や文化を学ぶ留学プログラム。期間は約2週間で滞在はホームステイ。学費と滞在費が全て免除のスカラシップです。
対象者 | 応募時に埼玉県内在住、または県内の高校に在学の高校生 |
応募資格 | ❶将来、埼玉県と世界の懸け橋を担う意欲のある方 ❷現地で生活するために必要な英語力を有する方 ❸心身ともに健康な方 |
必要言語能力 | 留学先で交流・活動できるレベル |
対象留学国 | オーストラリア・クイーンズランド州 州立イェップーン高校 |
支給金額 | 学費と滞在費が全て免除 |
選考方法 | 書類選考・面接 |
実施団体 | 埼玉県 |
ウェブサイト | 埼玉県・クイーンズランド州スカラシップ〈高校生短期留学〉 |
[中部地方]
◆福井県きぼう応援海外留学奨学金
対象者 | 福井県内の高校に在学する高校生(日本国籍または永住権を有するもの) |
応募資格 | 対象留学に参加するもの ❶公益社団法人、公益財団法人が提供等する留学プログラム(1年間留学、または2年間留学)❷学校長が留学先での履修を単位として認定する留学(1年間留学) |
必要言語能力 | ー |
対象留学国 | 限定なし |
支給金額 | [1年間留学]60万円/年 [2年間留学]アジア地域への留学:250万円/年、その他地域への留学:300万円/年 |
選考方法 | 1次審査:書類審査 2次審査:面接試験 |
実施団体 | 福井県 |
ウェブサイト | 福井県きぼう応援海外留学奨学金 |
◆小松市留学及びホームステイ支援事業補助金
対象者 | ❶石川県小松市に在住していること ❷補助金の交付を受けることについて、 保護者の同意があること ❸留学の目的が明確であり、かつ当制度の趣旨をよく理解していること |
応募資格 | ❶派遣される高校生が外国の正規の後期 中等教育期間へ就学すること ❷就学の期間が半年以上あること ❸就学が交換留学であること ❹高校生がホームステイを行うこと |
必要言語能力 | ー |
対象留学国 | 限定なし |
支給金額 | 1事業あたり300,000 円を超えない額を支給 |
選考方法 | 書類審査 |
実施団体 | 小松市 |
ウェブサイト | 小松市留学及びホームステイ支援事業補助金 |
◆山梨県 大村智人材育成基金 若者海外留学体験人材育成事業[高校生コース]
対象者 | 山梨県内の高等学校に在籍している生徒 |
応募資格 | 留学目的は、科学、芸術、スポーツ、文化など幅広い分野での取り組みを対象とする (語学研修のみは除く) |
必要言語能力 | ー |
対象留学国 | 限定なし |
支給金額 | 100万円(上限額) ※世帯所得に応じて50~100万円 |
選考方法 | 書類審査・面接審査 |
実施団体 | 山梨県 |
ウェブサイト | 山梨県大村智人材育成基金 若者海外留学体験人材育成事業 |
[近畿地方]
◆松本・土井アイリン海外留学助成金
対象者 | 奨学金申請日時点で、宝塚市(兵庫県)に継続して3年以上居住している人。かつ中学校を卒業しており、26歳未満の人。※すでに海外に留学している人は助成の対象外 |
応募資格 | 海外の高等学校、大学(大学院、学部)、短期大学、またはこれに相当する教育・研究機関へ2学年度以上の留学をするもの |
必要言語能力 | 不問 |
対象留学国 | 限定なし |
支給金額 | 留学1回につき60万円 |
選考方法 | 書類審査・面接審査 |
実施団体 | 兵庫県 宝塚市役所 |
ウェブサイト | 松本・土井アイリン海外留学助成金 |
◆府立高校生のための海外短期・中期留学支援事業
京都府立高校に通う高校生を対象にした留学支援事業。数週間~1か月程度の短期留学から数ヶ月程度の中期留学まで、さまざまな留学に対して支援や費用の補助を行なっています。詳細は京都府教育庁のウェブサイトで確認を。
対象者 | 京都府立高校に在学している人(16歳以上) |
応募資格 | ウェブサイト参照 |
必要言語能力 | |
対象留学国 | |
支給金額 | |
選考方法 | |
実施団体 | 京都府教育庁 |
ウェブサイト | 京都府教育庁グローバルチャレンジ 府立高校生のための海外短期・中期留学支援事業 |
[中国・四国地方]
◆広島県教育委員会高校生海外留学助成事業
対象者 | 広島県立学校に在籍する生徒で、留学期間中、当該県立学校に在籍している生徒 |
応募資格 | ①姉妹校留学(原則3か月以上)校長が推薦し、姉妹校へ留学等を実施する者 ②一般留学(原則3ヶ月以上)高校生の留学・交流を扱う民間団体(以下「留学団体」)等が主催する海外派遣プログラムへ応募し(応募見込みを含む)、留学団体等が実施する選考試験に合格した者 |
必要言語能力 | 不問 |
対象留学国 | ①は姉妹校 ②は限定なし |
支給金額 | 30万円 |
選考方法 | 書類審査 |
実施団体 | 広島県(広島県教育委員会) |
ウェブサイト | 広島県教育委員会高校生海外留学助成事業 |
[九州地方]
◆熊本県高校生留学支援金
対象者 | 熊本県内に所在地を有する県立及び私立高等学校、県立特別支援学校高等部及び専修学校高等課程に留学期間中在籍している者(通信制課程の県外在住者を除く) ※過去に同様の支援金の交付を受けていない者 |
応募資格 | ❶海外の正規の後期中等教育機関(日本の高等学校に相当するもの)に、原則として1年間留学する者 ❷在籍校の校長から推薦を受けた者 ❸前年度の学年における全体の評定平均値が4.0以上、かつ、外国語1科目及び任意の得意分野1科目の計2科目の評定平均値が4.5以上の者など |
必要言語能力 | 不問 |
対象留学国 | 限定なし |
支給金額 | 基準額50万円、または留学費用(交付対象経費分のみ)の実支出額から他の団体等からの奨学金等を引いた額(千円未満切り捨て)のいずれか少ない額を支給 |
選考方法 | 書類審査 |
実施団体 | 熊本県 |
ウェブサイト | 熊本県高校生留学支援金 |
◆別府市民の海外留学奨励金
対象者 | ❶大分県別府市内に3年以上居住している市民又は市内に過去3年以上居住していた市民 ❷義務教育を修了した人又は修了見込みの人 |
応募資格 | ❶心身ともに健康な人 ❷留学先の施設で勉強または研究などを行う人 ❸留学期間が24週間(約6ヶ月)以上の人 |
必要言語能力 | 不問 |
対象留学国 | 限定なし |
支給金額 | 1人1回に限り5万円 |
選考方法 | 交付要綱の条件による |
実施団体 | 別府市役所 |
ウェブサイト | 別府市民の海外留学奨励金 |
◆佐賀県高校生海外留学等助成事業
対象者 | 保護者が佐賀県内に居住し、高等学校に在籍している生徒(県外の学校に在籍している生徒についても、保護者が県内に居住している者は対象) |
応募資格 | ❶在籍校(国内の高等学校に在籍せずに留学する場合は、直近に在籍した国内の学校)の校長の推薦を受けていること ❷留学が決定もしくは内定していること。または留学へ応募済みもしくは応募を予定していること ※留学への助成は1回限り。文部科学省留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」及び「2019年度国費高校生留学促進事業」からの奨学金・支援金を付与される者は応募不可 |
必要言語能力 | 不問 |
対象留学国 | 限定なし |
支給金額 | 長期(6か月以上)は30万円、中期(3か月以上6か月未満)は20万円を限度 |
選考方法 | 書類審査・面接 |
実施団体 | 佐賀県 |
ウェブサイト | 佐賀県高校生海外留学等助成事業 |
❷民間団体・財団による高校留学奨学金[返済不要]
次は、民間団体・財団が実施している奨学金制度の紹介です。
◆ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)奨学金
ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)は、世界各国のUWC委員会が選抜・派遣した生徒を2年間受け入れ、国際感覚豊かな人材を育成する民間の教育機関です。
カレッジという名ですが、日本の高等学校にあたり、日本からは高校2年生の生徒が派遣されます(応募時は高校1年生)。
選抜試験に合格すると、世界各国のUWCに約2年間留学することができます(下表の対象留学国を参照)。留学中は、UWCにて世界各国から集まった生徒とともに国際教育やボランティア活動などを重視した教育を受けます。UWCではその留学費用の一部を奨学金として給付する制度を行なっています。
2020年度UWC奨学生選考スケジュール(参考)
- 2019年7月26日
UWC派遣説明会 参加受付開始 - 9月16日・22日
UWC派遣説明会(東京・京都) - 11月中
応募〜事前審査 ※応募時点で高校1年生 - 12月8日
1次選考(筆記試験) - 2020年2月17日
2次選考(面接) - 4月末まで
合否決定 - 5月中旬〜
入学準備・渡航準備開始 - 6〜7月
オリエンテーション - 7〜9月
UWC各校に向けて出発 ※派遣時点で高校2年
対象者 | ❶高校・高等専門学校もしくはこれに準ずる学校の2年次生であること(支給開始年4月時点) ❷派遣時に16歳以上であること ※応募・選考時は高校1年次生になります |
応募資格 | 応募にあたり、在籍している高校等の学校長から受験承諾をもらい、書面提出できること |
必要言語能力 | 選考試験時に実用英語検定2級程度の英語力 |
対象留学国 | イギリス、アメリカ、カナダ、イタリア、ドイツ、オランダ、ノルウェー、中国、香港、コスタリカ、アルメニアなどのUWC |
支給金額 | 授業料・寮費に関し100%〜0%(各家庭の経済的負担能力を踏まえて審査・奨学金の種類により異なる) |
選考方法 | 書類審査・筆記試験(英・国・数・小論文)・面接(日本語・英語) |
実施団体 | 公益社団法人 ユナイテッド・ワールド・カレッジ日本協会 |
ウェブサイト | ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)奨学金 |
◆(公財)東京都私学財団 私立高等学校海外留学推進助成事業
東京都内の私立高校に在学している生徒が対象の奨学金。在学校からの学校推薦を受けて、学校が主催する海外留学プログラムに参加する際、留学参加費用の一部を助成するというものです。
申請手続きなどはすべて学校を通じて行います。東京都内の私立高校生で学校主催の留学プログラムに参加予定の人は、ぜひ学校に確認してみましょう。
実施団体 | 公益財団法人東京都私学財団 |
ウェブサイト | 私立高等学校海外留学推進助成事業 |
◆(公財)長岡市米百俵財団 海外高校留学生奨学金
新潟県内の高校に在籍する高校生が対象の奨学金。「公益財団法人AFS日本協会」または「公益財団法人YFU日本国際交流財団」の高校生年間派遣プログラムを利用して、約1年間の海外留学をする高校生が対象の奨学金です。
対象者 | ❶奨学金の申込時点において新潟県内の高等学校または高等専門学校の1学年、2学年または3学年に在学していること。または、中学校の3学年に在学し、新潟県内の高等学校または高等専門学校に入学する予定であること ❷保護者が指定日から引き続き長岡市内に居住していること |
応募資格 | ❶AFSまたはYFUが実施する高校生留学派遣プログラムの選考試験に出願していること。指定期日までに選考結果が判明し、留学が確定していること ❷国際相互理解、異文化体験、国際友好等に興味と意欲があること ❸健康で、留学先でのホームステイ及び学校での学習に適応できること ❹留学に伴う他の奨学金を受けないこと |
必要言語能力 | AFSまたはYFUの留学プログラム選考試験を合格できるレベル |
対象留学国 | AFSまたはYFUが留学先として派遣している国 |
対象留学校 | AFSまたはYFUが留学先として派遣している国の高校 |
支給金額 | AFSまたはYFUのプログラム参加費の2分の1に相当する金額(60万円~85万円) |
選考方法 | 書類審査・面接 |
実施団体 | 公益財団法人 長岡市米百俵財団 |
ウェブサイト | (公財)長岡市米百俵財団 海外高校留学生奨学金 |
◆(公財)福岡市教育振興会 郡教育振興基金(留学生・海外交流支援)
福岡市に居住、福岡県内の高校に在学する高校生が対象の奨学金です。
対象者 | ❶福岡県福岡市に居住する人の子ども等で、その保護者が福岡市内に引き続き1年以上居住する人 ❷福岡県内の高等学校または高等専門学校に在学している人。並びに、翌年度に高等学校等に入学を予定している人 |
応募資格 | ❶原則として、海外留学協議会の加盟団体及び各留学支援団体が実施する高校生交換留学プログラムに参加して、海外の高等学校へ約1年間の留学をする人。または芸術分野において、十分な信用と実績がある海外の学校等へ1年以内の期間、留学をする人 ❷学術、芸術分野において成績が優れ、国際相互理解、異文化体験、国際友好等に興味と意欲がある人 ❸留学に対して他からの奨学金、補助金等を受けていない人。(福岡県の助成制度を含む) |
必要言語能力 | 不問 |
対象留学国 | 限定なし |
支給金額 | 上限50万円 |
選考方法 | 書類審査・選考試験 |
実施団体 | 公益財団法人福岡市教育振興会 |
ウェブサイト | 郡教育振興基金(留学生・海外交流支援) |
◆(公財)江副記念リクルート財団 リクルートスカラシップ
公益財団法人江副記念リクルート財団は、株式会社リクルートが「リーダーシップのある人·向学心旺盛な人·将来何かやりそうな人」を応援するために1971年に設立した財団です。世界で活躍できる人材を育成するために、音楽・アート・スポーツ・学術などの分野を中心に奨学金の給付を行なっています。
対象者、給付金額などについては、下記ウェブサイトより最新の情報をご確認ください。
実施団体 | 公益財団法人江副記念リクルート財団 |
ウェブサイト | リクルートスカラシップ |
◆一般財団法人ヤマハ音楽振興会 音楽奨学支援
ヤマハ音楽振興会が実施する奨学金制度。優れた音楽能力を持ち、将来音楽界の第一線で活躍が期待できる学生への支援として、奨学金を給付しています。選考に通過すると月額20万円、最長2年間の給付が受けられます。
2020年度音楽奨学支援 応募受付
- Webエントリー受付 2019年11月18日(月)11:00~12月11日(水)17:00 ※時間厳守
- 郵送資料受付 2019年11月19日(火)~12月11日(水)※必着
実施団体 | 一般財団法人ヤマハ音楽振興会 |
ウェブサイト | ヤマハ音楽振興会 音楽奨学支援 |
❸留学団体・留学エージェントによる高校留学奨学金[返済不要]
最後は、高校生の留学プログラムを実施している留学団体・留学エージェントが行なっている奨学金制度です。奨学金の支給対象はその留学団体・エージェントの留学プログラムに参加する人限定になります。
詳しくは下記の記事で紹介していますが、ここではその一部をピックアップして紹介します。
▶︎公益財団法人 AFS日本協会
AFSは異文化学習の機会を提供する世界的な教育団体。2週間〜の短期留学から年間留学まで、高校生の海外留学プログラムを数多く実施しています。AFSの加盟国は約60か国、交流国は100か国以上で、留学先の国もアジアから北米、ヨーロッパまで世界各国に渡ります。
[AFSの留学で申請できる主な奨学金]
◆AFS平和の鳩プロジェクト
【金額】 留学費用全額(最大170万円)と留学準備金30万円
【対象者】
・AFS年間派遣プログラム(交換留学)に参加する者
・応募時に中学3年生〜高校3年生の生徒(派遣時に高校1年生〜高校3年生)
・経済的支援を必要とする者
【人数】 5名
AFS平和の鳩プロジェクト
◆三菱商事高校生海外留学奨学金
【金額】 留学費用全額(最大170万円)
【対象者】
・学業・人物ともに優秀で、国際相互理解、異文化体験に意欲があり、経済的必要度の高い者
・AFS年間派遣プログラム(交換留学)に参加する者
【人数】 60名
三菱商事高校生海外留学奨学金
◆ボランティア奨学金
【金額】 50万円
【対象者】 成績優秀で、保護者の給与等の年間収入の合計額が800万円以下である者
【人数】 5名
ボランティア奨学金
◆森村豊明会 高校留学奨学金
【金額】 50万円
【対象者】 成績優秀で、保護者の給与等の年間収入の合計額が1000万円以下である者
【人数】 6名
◆オデッセイIT奨学金
【金額】 50万円
【対象者】 (株)オデッセイコミュニケーションズが実施する資格の取得者、又は、IT分野における国家資格の取得によってITスキルを証明できる書類を提出できる者であり、保護者の給与等の年間収入の合計額が400万円以下である者
【人数】 1名
オデッセイIT奨学金
◆AFSどさんこ奨学金
【地域】 北海道
【金額】 50万円
【対象】 学業・人物とも優秀で、保護者の給与等の年間収入の合計額が800万円以下である者
【人数】 1~2名
AFSどさんこ奨学金
◆みちのく応援奨学金
【地域】 青森、岩手、宮城、福島の県全域および茨城、千葉で東日本大震災および福島原発事故発生当時に災害救助法が適用されていた自治体
【金額】 50万円
【対象】 学業・人物とも優秀で、AFS日本協会が経済的必要度が高いと判断する者
【人数】 3名
みちのく応援奨学金
◆AFS山形ふるさと奨学金
【地域】 山形県
【金額】 50万円
【対象】 成績優秀で経済的必要度の高い者(保護者の給与等の年間収入の合計額が800万円以下を原則とする)
【人数】 2名
AFS山形ふるさと奨学金
◆AFSひろしま奨学金
【地域】 広島県
【金額】 50万円
【対象】 広島から世界各国へ年間留学するAFS留学生
【人数】 若干名
AFSひろしま奨学金
◆(公財)新潟市国際交流協会 高校生留学奨学金
【地域】 新潟市
【金額】 一部
【対象者】 外国において、中学校以上(日本人学校含む)を1年以上受けたことがない者
【人数】 2名
(公財)新潟市国際交流協会 高校生留学奨学金
◆(公財)田口福寿会奨学金
【地域】 岐阜県
【金額】 50万円
【対象者】 学業、人物ともに優秀である者
【人数】 10名以内
(公財)田口福寿会奨学金
◆東海東京財団留学奨学金
【地域】 愛知県
【金額】 100万円
【対象者】 学業・人物とも優秀で、保護者の給与等の年間収入の合計額が800万円以下である者
【人数】 最大5名
東海東京財団留学奨学金
▶︎公益社団法人 日本国際生活体験協会 EIL
EILは、異文化の生活体験共有(ホームステイプログラム)を世界で最初に行なった団体。現在では世界23カ国が加盟しており、高校生の交換留学や短期ホームステイを行なっています。
[EILの留学で申請できる主な奨学金]
◆EIL留学生奨学金
【趣旨】派遣国において交換留学生としての活躍が期待される生徒のための奨学制度
【支給額】最優秀賞(30万円)など各賞とも若干名を選び支給
【選考・応募方法】出発前に課題作文を提出し第一次選考の後、第二次選考を受ける
◆EILサポーター奨学金
【趣旨】プログラムに参加する生徒のうち、以下の条件を満たす生徒に対して、EILへの寄附を原資として支給
Aコース:経済的支援が必要とされる生徒(世帯年収600万円以下)
Bコース:派遣強化国(エストニア、チェコ、モロッコ、エクアドル)への留学を希望する生徒
【支給額】150万円を上限としたプログラム参加費用を支給
【選考】10月に最終選考を実施予定
【募集人数】若干名
◆熊本モンタナ高校生交換留学奨学金
【対象】熊本県在住の高校生でEILプログラムを通してアメリカ・モンタナ州への1学年留学を希望する生徒への留学を希望する生徒
【支給額】5万円
◆新潟地区委員会高校生交換留学奨学金
【対象】新潟県在住の高校生でEILプログラムを通して1学年留学を希望する生徒
【支給額】5万円
▶︎特定非営利活動団体 日本国際交流振興会 JFIE
JFIEは、高校生を中心にアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどへの交換留学・私費留学を実施している留学団体です。JFIEでは、交換留学・私費留学それぞれの参加者を対象に奨学金制度を実施しています。
[JFIEの交換留学で申請できる奨学金]
◆JFIE Visionary Ambassadors (JVA)奨学金制度
奨学金制度の申請を希望し、「JEIE Visionary Ambassador」の選考試験に合格した方にJVA奨学金20万円を支給。
◆JFIE交換留学生対象特別奨学金制度
特別奨学金制度の申請を希望し、選考試験に合格した方に50万円を支給。※在籍校および家庭での海外留学生の受入れ(10か月以上)が必須条件のひとつ。
[JFIEの私費留学で申請できる奨学金]
◆JFIE Visionary Ambassadors (JVA)奨学金制度
奨学金制度の申請を希望し、「JEIE Visionary Ambassador」の選考試験に合格した方にJVA奨学金20万円を支給。
▼留学団体・エージェントの奨学金はこちらの記事もCHECK▼
返済不要の奨学金を使って高校留学の夢を実現しよう!
このように高校生の海外留学を応援している自治体や団体はたくさんあります。
高校留学で利用できる奨学金の実施状況は日々変わっていくので、今回紹介したもの以外にもあるかもしれません。自分が住んでいる地方自治体や通っている高校、留学機関や留学エージェントなどにもぜひ問い合わせてみてくださいね!